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『オールナイトニッポン』が25年上半期首位、週1番組では『安住紳一郎の日曜天国』がトップ~ラジオ・ポッドキャスト番組のリーチを調査
公開日: 2025/08/22

特集:2025年上半期リーチpt数ランキング(動画配信・マンガ・音楽・メディア横断ほか) 第6回

映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽などのメディアを横断してエンタメブランドの真のリーチを比較・評価できる指標“リーチpt※1”をもとに、2025年上半期※2のランキングを発表いたします。特集第6回では、ラジオ・ポッドキャストをピックアップし、サービス横断で聴かれた番組TOP20をご紹介します。

※1:リーチptとは、エンタメブランド名を冠したコンテンツに1日あたりに接触したのべ人数を集計期間で合計した値。日本国内在住の男女15歳から69歳を対象に、毎月延べ10万人規模で調査を実施
※2:集計期間:2025年1月第1週(2024/12/30~2025/1/5)~6月第4週(2025/6/23~6/29)

ラジオ・ポッドキャスト番組別TOP20
番組枠では『ANN』が首位、週1番組では『安住紳一郎の日曜天国』がトップ

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上記はラジオ・ポッドキャストの聴取方法を横断してリーチptが多かった番組の2025年上半期ランキングです。1位は番組枠としてリーチptを集めた『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)でした(※1)。ほぼ毎日多様なパーソナリティを冠した番組を放送しており、2位と1,000pt近く差をつけて3,875ptを獲得しました。主な聴取方法はradiko(51%)、AMラジオ(22%)、FMラジオ(9%)、Spotify(7%)と、リアルタイム、アーカイブなど様々な方法で聴かれています。
※1:本調査では自由回答形式を採用しており、『オールナイトニッポン』と回答があった場合、どのパーソナリティの番組か特定出来ないため、番組枠である『オールナイトニッポン』として集計されます。(パーソナリティ名が含まれた場合は、個別の番組単位で集計)

2位には『ラジオ深夜便』(NHK)が入りました。本番組は毎日深夜帯に約6時間放送しており、AMラジオのほか、NHKラジオ らじる★らじるなどでリーチptを獲得しました。3位は『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)でした。聴取方法構成比では、radiko(43%)が最も多く、次いで番組公式チャンネルで過去放送分を配信しているYouTube(19%)、そしてAMラジオ(13%)という結果になりました。TOP20のうち、週4日以上放送される番組が16番組を占めるなか、週1回の放送でTOP3に入ったことから、本番組の人気の高さが伺えます(※2)。
※2:本調査ではエンタメブランドに接触した延べ人数を日次調査し、週単位で集計しています。そのため、1週間における放送頻度が高い番組ほど接触機会が増え、上位に入りやすい傾向があります。

そのほか週1回の放送でランクインしたのは、12位の『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)、17位の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)、20位の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)でした。オードリーとSixTONESの両番組は、『オールナイトニッポン』の一つでありながら、個別の番組としてもランクインしました。

ラジオ・ポッドキャスト 聴いた方法別リーチptランキングTOP10
radikoが2位と約2万pt差をつけて首位獲得

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上記はラジオ・ポッドキャスト番組を具体的に聴いた方法の2025年上半期TOP10です。1位はradikoで、2位と約20,000pt差をつけ、49,556ptを獲得。同サービスに絞った番組別リーチptのTOP3は、『オールナイトニッポン』『オードリーのオールナイトニッポン』『安住紳一郎の日曜天国』でした。

2位はFMラジオ。同TOP3には『ONE MORNING』『GOGOMONZ』『Skyrocket Company』が入りました。3位にはAMラジオがランクイン。同TOP3は『ラジオ深夜便』『オールナイトニッポン』『マイあさ!』で、『ラジオ深夜便』が上述の総合ランキング1位の『オールナイトニッポン』を上回る特徴的な結果になりました。

出典:「エンタメリーチトラッカー
映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽でのエンタメ接触について、第三者の立場から共通指標を提供。メディア横断の統合リーチやメディア・サービス単位のリーチ比較・評価を可能にしました。全国に住む15~69歳の男女に対して、日次で調査、週次で集計(毎月のべ10万人規模)。
特集:2025年上半期リーチpt数ランキング(動画配信・マンガ・音楽・メディア横断)