動画配信の国内市場規模は5,930億円(24年、前年比3.3%増)、2029年には7,873億円規模へ
公開日: 2025/03/01
GEM Partnersは、2024年の動画配信(VOD)市場規模を推計するとともに、その後2029年までの各年の市場規模を「ベース」「楽観」「悲観」の3つのシナリオで予測しました。本記事では、動画配信(VOD)サービス全体の国内市場規模の推移を2020年から振り返るとともに、5年後の2029年の市場規模の「ベース」予測値を発表いたします。
2024年、定額制動画配信(SVOD)のサービス別市場シェアはこちら2024年、動画配信(VOD)サービス全体の国内市場規模は推計5,930億円(前年比+3.3%)と成長が鈍化
2024年の動画配信(VOD)サービス全体(「定額制動画配信(SVOD)」「レンタル型動画配信(TVOD)」「動画配信販売(EST)」の合計)の国内市場規模は、前年比3.3%増の5,930億円と推計されました。この値は1年間の間に消費者がこれらの動画配信サービス事業者に支払った金額を推計したもので、広告収入等は含まれません。
コロナ禍に入った2020年と比較すると市場規模は53.0%増加し、約1.5倍の規模に成長しています。各年の増加率をみると、21年以降の市場規模は拡大を続けているものの、成長ペースは年々緩やかになり、2024年は前年比3.3%増と5%を割りました。
2029年の市場規模はベースシナリオで7,873億円に達する見込み
GEM Partnersでは、2029年までの動画配信市場全体の成長スピードを、当社実施の消費者調査の結果、日本と米国の動画配信のこれまでの普及実績と映像ホームエンタテイメント全体におけるDVD・BD市場と動画配信の比率、過去の市場状況と成長率の推移を踏まえ、「ベース」「楽観」「悲観」の3つのシナリオで試算しました。
上記チャートの2029年予測値は「ベース」シナリオの値です。同シナリオでは、2024年以降はコロナ後のVOD市場が成長鈍化した2022年〜2024年と同様のペースで、対前年成長率が低下すると仮定しました。その前提に立つと2029年には7,873億円にまで拡大すると予測されます。
また、DVD・BD市場は今後も縮小すると予測していますが、動画配信市場がそれを上回るペースで拡大し、 “DVD・BD”と“動画配信“をあわせた映像市場規模全体でも「ベース」シナリオでは2029年に向けて拡大していくと予測されます。
2024年の動画配信(VOD)市場規模・シェアをSVOD/TVOD/EST別に推計。また、「ベース」「楽観」「悲観」の3つのシナリオで、2029年までの市場規模予測も掲載しています。さらに、レポートに使用した推計ロジックを詳細に記述しているため、推計方法の確認もできる年に1回発行のレポートです。
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