定額制動画配信サービス(SVOD)利用率は停滞するも、平均サービス利用本数は全年代で増加
公開日: 2025/12/11
2019年以降、急成長を続けてきた定額制動画配信サービス(SVOD)ですが、近年その勢いは鈍化傾向にあります。SVODの利用率と平均利用サービス数を調査したところ、利用者の拡大は頭打ちとなる一方で、1人あたりの利用サービス数は増加するという結果になりました。映像コンテンツの契約形態や鑑賞形態を横断した利用率の推移から、ユーザーの利用実態を紐解きます。
SVOD利用率は前年比+0.2ptで停滞、AdVOD・TVODは微増
「定額制」「レンタル」「購入」「無料」といった契約形態別に、それぞれの鑑賞形態別の<動画配信><放送><ビデオソフト>の2025年の利用率を調査しました。その結果、昨年最も利用率を伸ばした「定額制」<動画配信>のSVODは、前年比+0.2ptの40.7%を記録。19年~22年の急進と比較すると、23年(前年比+1.2pt)、24年(前年比+1.5pt)は停滞気味ながらも、毎年1pt以上の成長を維持してきましたが、本年度はさらに成長が鈍化することとなりました。
※四捨五入により小数第一位が前年の見た目上の数値との差と一致していません
「無料」<動画配信>のAdVODは、前年比+0.7ptと微増し58.8%を記録。ただし、同じく「無料」の<放送>無料放送(地上波)、無料放送(BS)については、例年に続き減少傾向にあります。
前年まで減少傾向にあった「レンタル」<動画配信>のTVODは、前年比+0.3ptの微増を記録し、やや下げ止まりが見られました。一方で、年々利用率が減少している「レンタル」の<ビデオソフト>DVD・BDレンタルは、今回の調査でも減少。また、「購入」<ビデオソフト>のDVD・BDセルも同様に減少が続いています。
SVOD利用者の平均利用サービス数は全年代で増加
SVODサービスの平均利用数を調査したところ、市場全体(回答者全体)では平均1.0サービスに加入しており、前年から0.1増加しました。SVOD利用者全体では前年1.8から25年は2.0と微増。SVOD利用者における平均利用数を年代別にみると、15歳~19歳と60代で0.3増加しているほか、どの年代でも前年から増加しています。
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映像ホームエンタテイメント市場における消費者の利用意識・行動に関する白書として、動画配信(VOD)/放送/ビデオソフト市場を網羅的に分析。各サービスの利用状況やブランドの浸透状況をはじめ、市場全体がこの1年でどう変わり、どう動いているかを把握できる、年1回発行のレポートです。
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