2025年の定額制動画配信市場規模は成長が再加速し6,000億円超え、Netflixがシェアをさらに伸ばし7年連続首位
公開日: 2026/02/25
定額制動画配信(SVOD)サービスの利用率は、先に発表した通り、19年~22年の急進と比較すると、近年は成長が鈍化しています(※参照記事「定額制動画配信サービス(SVOD)利用率は停滞するも、平均サービス利用本数は全年代で増加」)。では、同市場規模の成長に関してはどうでしょうか。GEM Partnersが実施した調査から、2025年の定額制動画配信(SVOD)サービスの国内市場規模、およびそのサービス別のシェア内訳を発表します。
関連記事:2025年の動画配信(VOD)市場規模は推計6,740億円、2030年には8,953億円となる見込み- 2025年の定額制動画配信サービスの国内市場規模は推計6,017億円(前年比+14.3%)と成長鈍化から再加速
- Netflixが大きくシェアを伸ばして7年連続首位を獲得、TELASAや FOD など4サービスがシェアを拡大
2025年の定額制動画配信サービスの国内市場規模は
推計6,017億円(前年比+14.3%)と成長鈍化から再加速
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2025年の定額制動画配信(SVOD)サービスの国内市場規模は、前年比14.3%増の推計6,017億円となりました。これは契約形態にかかわらず、消費者が定額制動画配信サービス事業者に支払った金額の総額で、広告収入等は含まれません。同市場規模はコロナ禍が始まって急成長を遂げたのち2021年以降年々鈍化傾向にありましたが、24年の前年比+4.1%から一転し、25年は高い成長率を記録しました。
成長をけん引したのは、ユニーク利用者数の増加ではなく、「単価の上昇」と「1人当たりの利用サービス数の増加」です。「単価の上昇」の背景には、Netflixの値上げ(24年10月から)やPrime Videoの広告表示開始に伴う「広告なし」プランの開始(25年4月から)など、各社で料金改定が行われたことがあります。その影響でユーザー1人当たりの利用金額が上がり、市場規模を押し上げました。
「1人当たりの利用サービス数の増加」については、「動画配信/放送/ビデオソフト市場 ユーザー分析レポート(2025年11月調査版)」によると、SVODサービスのユニーク利用者数は微増にとどまっていますが、1人当たりの利用サービス数が前年1.8から2.0に増加したことがあります。これにより、のべ利用者数が増え、市場拡大を後押しする要因となりました。
Netflixが大きくシェアを伸ばして7年連続首位を獲得
TELASAや FOD など4サービスがシェアを拡大
定額制動画配信(SVOD)サービスの国内市場におけるサービス別シェアを推計したところ、25年の1位は「Netflix」でした。前年比+5.6ptの27.1%と大幅にシェアを拡大しており、16年以降で最高のシェアを記録。これで同サービスは7年連続の首位獲得となります。2位は「U-NEXT」で、シェアは17.1%と前年比-0.8ptと減少したものの順位をキープ。3位の「Prime Video」も減少し、前年比-1.0ptの12.1%となりましたが、順位を維持しました。
前年から順位を上げたのは「ディズニープラス」と「TELASA」の2サービスです。「ディズニープラス」は前年比-0.6ptの8.4%となりましたが、前年5位から4位に浮上。「TELASA」は前年比+0.7ptと伸長して3.1%を獲得。前年11位から8位に上昇しました。
今回調査対象となった14サービス中、前年からシェアを拡大したのは、「Netflix」「TELASA」「FOD (FODプレミアム)」「DMM TV」の4サービスでした。
2025年の動画配信(VOD)市場規模・シェアをSVOD/TVOD/EST別に推計。また、「ベース」「楽観」「悲観」の3つのシナリオで、2030年までの市場規模予測も掲載しています。さらに、レポートに使用した推計ロジックを詳細に記述しているため、推計方法の確認もできる年に1回発行のレポートです。
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