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『ポケモン』が2年連続首位、『薬屋』は映像・マンガ・書籍がけん引し躍進~2025年映像・マンガ・書籍・音楽・ゲーム・ラジオ横断ランキング
公開日: 2025/12/25

2025年リーチpt数ランキング(動画配信・マンガ・音楽・ラジオ・総合) 第6回

映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽、ラジオなどのメディアを横断してエンタメブランドの真のリーチを比較・評価できる指標“リーチpt※1”をもとに、2025年※2のランキングを発表いたします。特集第6回は、「映像コンテンツ」「マンガ」「書籍」「家庭用ゲーム」「アプリゲーム」「音楽(アーティスト)」「ラジオ・ポッドキャスト番組」の7メディア横断でリーチを得たエンタメブランドTOP20をご紹介します。

※1:リーチptとは、エンタメブランド名を冠したコンテンツに1日あたりに接触したのべ人数を集計期間で合計した値。日本国内在住の男女15歳から69歳を対象に、毎月延べ10万人規模で調査を実施
※2:集計期間:2025年1月第1週(2024/12/30~2025/1/5)~12月第1週(2025/12/1~12/7)

首位は『ポケモン』独走、続く『ツムツム』『Mrs. GREEN APPELE』
『薬屋のひとりごと』が圏外から8位に急上昇

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上記は「映像コンテンツ」「マンガ」「書籍」「家庭用ゲーム」「アプリゲーム」「音楽(アーティスト)」「ラジオ・ポッドキャスト番組」の7メディアを横断した2025年の年間リーチptランキングです。1位を飾ったのは『ポケットモンスター(ポケモン)』で、2年連続の首位獲得となりました。前年のリーチptは65,578ptでしたが、今年は83,895ptと大きく伸長。獲得ptの約8割が「アプリゲーム」によるもので、内訳をみると、特に『Pokémon GO』と『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』がけん引していることが分かりました。2位も前年に引き続き『LINE:ディズニー ツムツム』がランクイン。こちらも「アプリゲーム」の根強い人気で安定の強さを見せています。

新顔としてTOP20入りしたのは、4位のNHK連続テレビ小説『あんぱん』と19位のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。ともに人気を博したことに加え、長期にわたり放送されたこともあり、接触機会が増えてリーチptを多く集めました。

前年から躍進したのは、前年27位から8位にランクアップした『薬屋のひとりごと』。 今年1月から7月にかけてアニメ第2期が連続2クール放送された影響で、「映像コンテンツ」のリーチptが伸長。さらに「マンガ」や原作ライトノベルの「書籍」といった別メディアでの人気も高く、上昇を後押ししました。

出典:「エンタメリーチトラッカー
映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽でのエンタメ接触について、第三者の立場から共通指標を提供。メディア横断の統合リーチやメディア・サービス単位のリーチ比較・評価を可能にしました。全国に住む15~69歳の男女に対して、日次で調査、週次で集計(毎月のべ10万人規模)。
特集:2025年リーチpt数ランキング(動画配信・マンガ・音楽・ラジオ・総合)