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国内アニメは『薬屋』、アジアドラマは『イカゲーム』、バラエティは『水ダウ』が首位~2025年ジャンル別動画配信ランキング
公開日: 2025/12/25

2025年リーチpt数ランキング(動画配信・マンガ・音楽・ラジオ・総合) 第2回

映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽、ラジオなどのメディアを横断してエンタメブランドの真のリーチを比較・評価できる指標“リーチpt※1”をもとに、2025年※2のランキングを発表いたします。特集第2回は、定額制動画配信サービスで観られたコンテンツをより深掘りし、国内・欧米・アジア、実写・アニメなどジャンル毎のTOP20をご紹介します。

※1:リーチptとは、エンタメブランド名を冠したコンテンツに1日あたりに接触したのべ人数を集計期間で合計した値。日本国内在住の男女15歳から69歳を対象に、毎月延べ10万人規模で調査を実施
※2:集計期間:2025年1月第1週(2024/12/30~2025/1/5)~12月第1週(2025/12/1~12/7)

実写ドラマ・映画視聴ランキングTOP20
国内『私の夫と結婚して』、欧米『FBI:特別捜査班』、アジア『イカゲーム』が首位

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上記は定額制動画配信サービスで観られたコンテンツの2025年リーチptジャンル別ランキングです。「国内ドラマ・映画(実写)」の1位は1,211ptの『私の夫と結婚して』でした。6月に同名韓国ドラマの日本版がPrime Videoで独占配信され、リーチptを大きく伸ばしました。2位には『孤独のグルメ』がランクイン。Prime Videoで9月に『劇映画 孤独のグルメ』の独占配信が始まり、リーチptが上昇。前年4位から順位を上げました。サービス別の内訳をみると、Prime Video (68%)、Netflix(16%)、U-NEXT(8%)となりました。3位は『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』です。リーチptの推移をみると、8月に『劇場版ドクターX』がPrime Videoで独占配信されたタイミングで大幅にptが増加。Prime Video(63%)、Netflix(24%)、U-NEXT(6%)を中心に視聴されました。

「欧米ドラマ・映画(実写)」の1位には、『FBI: 特別捜査班』がランクイン。続く2位には『BONES -骨は語る-』、3位には『メンタリスト』がそれぞれ入りました。『メンタリスト』は、昨年8月から約1年間Prime Videoで配信されており、前年14位から上昇。サービス内訳でも80%がPrime Videoでの接触となりました。

「アジアドラマ・映画(実写)」は、2,310ptを獲得したNetflixオリジナルの『イカゲーム』が1位になりました。昨年末にシーズン2、6月末にシーズン3が配信されたことでリーチptを大きく積み上げ、前年12位から順位が上昇しました。続く2位、3位にも今年Netflixで独占配信されたドラマ『暴君のシェフ』『おつかれさま』がそれぞれ入りました。

アニメ・バラエティ視聴ランキングTOP20
国内『薬屋のひとりごと』、欧米『怪盗グルー/ミニオンズ』、バラエティ『水ダウ』が1位

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「国内アニメ・映画」の1位は『薬屋のひとりごと』でした。1月に始まったアニメ第2期の2クール連続配信により、リーチptが大幅に伸長し前年5位から首位に浮上しました。前年からTOP5入りを果たしたのは『機動戦士ガンダム』です。4月から始まったTVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の配信がptを押し上げ、前年15位から躍進しました。

「欧米アニメ・映画」の首位は、イルミネーション製作の『怪盗グルー/ミニオンズ』です。シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』がPrime Videoで見放題最速配信された2月に大幅なpt増加が見られました。2位には10月29日にシーズン2が配信された『ハズビン・ホテルへようこそ』、3位には2026年夏にシリーズ5作目の劇場公開が控える『トイ・ストーリーシリーズ』が続いています。

「バラエティ・ドキュメンタリー」では、U-NEXTで見放題独占配信中の『水曜日のダウンタウン』が835ptを獲得して前年3位からトップに立ちました。2位にはNetflix独占配信のオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』が入りました。本番組は24年9月から配信開始していましたが、年末から最終審査が配信された25年2月にかけて大きな盛り上がりを見せ、前年14位から上昇しました。また、2026年1月には最終審査後から初のドーム公演までの軌跡を追った『timelesz project -REAL-』の配信も決定しています。3位は『水曜どうでしょう』で、Netflixを中心にリーチptを獲得しました。

出典:「エンタメリーチトラッカー
映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽でのエンタメ接触について、第三者の立場から共通指標を提供。メディア横断の統合リーチやメディア・サービス単位のリーチ比較・評価を可能にしました。全国に住む15~69歳の男女に対して、日次で調査、週次で集計(毎月のべ10万人規模)。
特集:2025年リーチpt数ランキング(動画配信・マンガ・音楽・ラジオ・総合)