Netflix作品が日本・欧米・アジアドラマで首位、Prime Videoは国内アニメで優勢~2026年上半期ジャンル別SVODリーチptランキング
公開日: 2026/07/17
映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽などのメディア横断で作品を比較できる「リーチpt※1」を用いた、2026年上半期※2のランキングを発表します。特集第2回では、定額制動画配信サービスで観られたコンテンツについて、国内・欧米・アジアでの実写・アニメなどジャンル毎のTOP20を深掘りしていきます。
※2:集計期間:2026年1月第1週(2025/12/29~2026/1/4)~6月第4週(2026/6/22~6/28)
実写ドラマ・映画視聴ランキングTOP20
首位は国内『九条の大罪』、欧米『ストレンジャー・シングス 未知の世界』、アジア『イカゲーム』
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上記は、2026年上半期に定額制動画配信サービスで観られたコンテンツについて、サービスを横断してジャンル別にまとめたリーチptランキングTOP20です。
「国内ドラマ・映画(実写)」ランキング1位は、『九条の大罪』が獲得。4月2日の配信開始以降、リーチptを大きく伸ばしました。本作はTBS制作・Netflix独占配信ですが、TOP5のうち4作品でもNetflixオリジナル、もしくはNetflix独占配信関連となりました。2位の『地獄に堕ちるわよ』はNetflixオリジナル、4位の『教場』は劇場版前編が独占配信、5位の『爆弾』も昨年公開の劇場版が見放題独占配信となるなど、作品ごとに異なる配信アプローチがとられているのも特徴です。
一方で、3位にはPrime Video独占配信の『国宝』がランクイン。昨年公開の話題作の配信が6月6日に始まり、リーチptが伸長。わずか2週間ほどの集計期間ながら上位に入りました。
「欧米ドラマ・映画(実写)」の1位は、Netflixオリジナルの『ストレンジャー・シングス 未知の世界』がランクイン。1月1日に完結編となるシーズン5の最終話が配信され、10年におよんだ人気作が有終の美を飾りました。2位に入ったのは『スター・ウォーズシリーズ』。劇場版『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の5月22日公開に伴い、5月第3週以降にディズニープラスのドラマシリーズ『マンダロリアン』がptを伸ばしました。続く3位には『FBI:特別捜査班』がランクイン。長年にわたって製作されている人気ドラマシリーズで、「Prime Video」(58%)や、「U-NEXT」(14%)、「Hulu」(14%)、「WOWOWオンデマンド」(11%)と複数のサービスでリーチptを獲得しました。
「アジアドラマ・映画(実写)」では、前年同期に続き『イカゲーム』が首位を獲得。2025年6月末に完結編が配信されましたが、26年上半期も人気が継続しています。2位は『愛の不時着』で、新シーズンは配信されていないにもかかわらず、昨年11位から順位を上げました。3月第2週からリーチptを伸ばしており、同時期にNetflix独占配信となった『WBC(ワールドベースボールクラシック)』きっかけで加入したユーザーの視聴により、ptを伸ばしたと推察されます。3位には6月に配信が始まった『鉄槌教師』が続き、TOP3はすべてNetflix独占配信の韓国ドラマとなりました。
アニメ・バラエティ視聴ランキングTOP20
首位は国内『名探偵コナン』、欧米『ズートピア』、バラエティ『水曜日のダウンタウン』
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「国内アニメ・映画」の1位は『名探偵コナン』、2位に『呪術廻戦』、3位に『葬送のフリーレン』がランクイン。特集第1回で紹介した通り、『名探偵コナン』は劇場版の公開を踏まえた予習・復習での視聴、『呪術廻戦』『フリーレン』はアニメ配信に伴ってリーチptを伸ばしました。なお、サービスごとの視聴割合では、TOP20のうち、16作品が「Prime Video」での視聴割合が最多となりました。なかでも8位の『ゴールデンカムイ』、15位の『MFゴースト』、16位の『日本三國』は、Prime Videoで独占見放題配信や最速配信、先行配信が行われており、同サービスの割合が60%を上回りました。
「欧米アニメ・映画」では、ディズニープラス独占配信作品がTOP2を占めました。1位は『ズートピア』が146ptを集めて獲得、2位と倍以上の差をつけています。4月15日に配信開始となった『ズートピア2』がけん引しました。2位は『スター・ウォーズシリーズ』で、上述の『マンダロリアン・アンド・グローグー』公開を機にptを伸ばしています。3位はイルミネーション製作の『怪盗グルー/ミニオンズ』。こちらは「Netflix」(38%)、「Prime Video」(34%)、「Hulu」(14%)と複数のプラットフォームで視聴されました。
「バラエティ・ドキュメンタリー」では、『水曜日のダウンタウン』『水曜どうでしょう』『相席食堂』と地上波でも放送されているバラエティ作品がTOP3となりました。『水曜日のダウンタウン』は「U-NEXT」(90%)、『水曜どうでしょう』は「Netflix」(76%)、相席食堂は「Prime Video」(48%)で最も観られています。4位はNetflixの『ラヴ上等』、5位はPrime Videoの『バチェラー/バチェロレッテ』と、恋愛リアリティショーが続きました。
映像、マンガ・書籍、ゲーム、音楽でのエンタメ接触について、第三者の立場から共通指標を提供。メディア横断の統合リーチやメディア・サービス単位のリーチ比較・評価を可能にしました。全国に住む15~69歳の男女に対して、日次で調査、週次で集計(毎月のべ10万人規模)。
(動画配信・マンガ・音楽・ゲーム・メディア横断ほか)
- 第1回:SVODサービス横断調査
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