第1回:ハリウッド映画プロダクションが取り組む新規事業
公開日: 2022/12/03
2022年9月、米ロサンゼルスで開催されたカンファレンス“Variety Entertainment Technology Summit”より、ブラムハウス・プロダクションズ創始者兼CEOのジェイソン・ブラム氏、および同社社長のアビジェイ・プラカシュ氏による基調講演をレポートします。
ブラムハウス・プロダクションズ
ブラムハウスはジェイソン・ブラムが設立した制作会社で、これまでに150本以上の映画とテレビシリーズを手掛け、劇場興行収入は48億ドル以上を数えます。低予算ながら高品質な映画作品と挑戦的なテレビシリーズでその名を知られており、特にホラー分野で多くのヒットを記録しています。代表的な作品に『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『ハロウィン』(2018年公開作)、ジョーダン・ピール監督『ゲット・アウト』、M・ナイト・シャマラン監督の『ミスター・ガラス』『ヴィジット』『スプリット』など。
※参考:ブラムハウス・プロダクションズ公式サイト(英語)
アンドリュー・ウォレンスタイン (Andrew Wallenstein)
米「バラエティ(Variety)誌」インテリジェンス・プラットフォーム代表兼チーフ・メディアアナリスト
基調講演者:
ジェイソン・ブラム (Jason Blum)
ブラムハウス・プロダクションズ創始者兼CEO
アビジェイ・プラカシュ (Abhijay Prakash)
ブラムハウス・プロダクションズ社長
特集連載第1回は、映画、テレビ、ポッドキャストなど、さまざまなコンテンツを提供するエンタテインメント制作会社、ブラムハウス・プロダクションズのブランド戦略に言及。同社の強みであるホラーを基軸としながら、ジャンルもフォーマットもフィールドも拡大する手腕に注目です。
※本記事で触れられている内容は2022年9月時点の情報です
映画で定着したブランドでテレビ・配信事業に挑戦
モデレーター
ブラムハウスは主にホラー映画で有名です。最近は、映画興行が苦しいなかで、サイコスリラー映画『ブラック・フォン』がヒットしました。こうしたなか、テレビ事業に参入することで、どのようなチャンスがあるのでしょうか?
ジェイソン(ブラムハウス・プロダクションズ創始者兼CEO)
私たちがテレビ事業に参入した理由は、観客や視聴者の間で「ブラムハウス」というブランドが定着し始めたからです。そのブランドをテレビでも活用しない手はないと思ったのです。当社の場合、映画事業では80%がホラーで20%がその他のジャンル、テレビ事業はほぼ逆で、25%がホラーで75%がその他となっています。その他のジャンルというのは、……(以下、会員限定記事にて掲載)
※本記事はGEM Standard会員様限定となります。
新規登録(無料)いただくと閲覧いただけます。
新着記事
-
「大型IPコラボ」「無料プレイ」だけではヒットしない時代に ~データで読む2026年のゲーム市場 〈GAME FUTURE SUMMIT 2026〉
(2026/06/16) -
海外展開の二つの道とこれからの展望 / ハリウッド映画化と、日本が自ら作り届ける挑戦
(2026/06/10) -
政府の役割と実写映画の新たな挑戦
(2026/06/10) -
日本アニメの持つ可能性、『鬼滅の刃』大成功に見るCrunchyroll×ソニー・ピクチャーズの統合戦略と東映アニメーションらの挑戦
(2026/06/10) -
日本IPのハリウッド映画化/フィロソフィア藤村氏とソニー・ピクチャーズが語る日本映画・IPの成功とその要因
(2026/06/10)
新着ランキング
-
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
マンガ リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
映像 リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2026/06/18) -
メディア横断リーチpt 急上昇TOP10【最新週】
(2026/06/18)
アクセスランキング
(過去30日間)
-
劇場公開映画 週末動員ランキングTOP10【最新週】
(2026/06/16) -
『黒牢城』がバズ度で圧倒、カンヌ映画祭出品ニュースバズと鑑賞意欲への効果
(2026/06/04) -
メディア横断リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) - ランキング ジャンル別一覧
-
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2026/06/18) -
日本アニメの持つ可能性、『鬼滅の刃』大成功に見るCrunchyroll×ソニー・ピクチャーズの統合戦略と東映アニメーションらの挑戦
(2026/06/10) -
パルム・ドールは“Fjord”、濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』主演の岡本多緒が日本人初の女優賞 ~第79回カンヌ国際映画祭 結果と全体像~
(2026/05/29) -
ソニー、東宝、バンダイナムコ、そしてNetflixはアニメ業界をどう変えたのか。「アニメ産業レポート」が示す業界の現在地 ~AnimeJapan 2026セミナーレポート~
(2026/05/15) -
劇場公開映画 認知率 週間TOP10【最新週】
(2026/06/15)