2024年の定額制動画配信市場は推計5,262億円、U-NEXTがシェア最大の伸び、6年連続首位のNetflixに迫る
公開日: 2025/02/25
定額制動画配信(SVOD)サービスの利用率は、先に発表した通り、20年、21年の急進に比べて、近年は成長が鈍化しています(※参照記事「定額制動画配信サービス(SVOD)の利用率は停滞も緩やかな上昇を維持、平均サービス利用本数も増加」)。では、同市場規模の成長に関してはどうでしょうか。GEM Partnersが実施した調査から、2024年の定額制動画配信(SVOD)サービスの国内市場規模、およびそのサービス別のシェア内訳を発表します。
関連記事:動画配信の国内市場規模は5,930億円、2029年には7,873億円規模へ- 2024年、定額制動画配信サービスの国内市場規模は推計5,262億円(前年比+4.1%)と鈍化傾向に
- Netflixは6年連続でシェアNo.1獲得も前年比減続く、U-NEXTは2位を維持し、シェア拡大幅はサービス中TOP
2024年、定額制動画配信サービスの国内市場規模は推計5,262億円(前年比+4.1%)と鈍化傾向に
GEM Standard会員様向けサイト「GEM Portal Overview」で公開中
2024年の定額制動画配信(SVOD)サービスの国内市場規模は、前年比4.1%増の推計5,262億円となりました。これは契約形態にかかわらず、消費者が定額制動画配信サービス事業者に支払った金額の総額で、広告収入等は含まれません。
同市場規模は、20年に3,222億円(前年比34.7%増)を記録して以降、21年に3,862億円(前年比19.9%増)、22年に4,508億円(前年比16.7%増)、23年に5,054億円(前年比12.1%増)と、コロナ禍におけるホームエンタテイメント需要の高まりを受け、毎年前年比10%以上の成長を続けてきました。しかし、24年は前年比4.1%増と10%を割り、成長の鈍化が見られました。
Netflixは6年連続でシェアNo.1獲得も前年比減続く、U-NEXTは2位を維持し、シェア拡大幅はサービス中TOP
定額制動画配信(SVOD)サービスの国内市場におけるサービス別シェアを推計したところ、24年は「Netflix」が21.5%(前年比-0.4pt)と最大シェアを占めました。3年連続で前年比減となりましたが、19年以降TOPを維持し、これで6年連続の首位獲得となります。
次いでシェアを占めたのは「U-NEXT」で、17.9%(前年比+2.7pt)を獲得しました。同サービスは、22年に「Prime Video(Amazonプライム・ビデオ)」を抜いて2位に浮上。23年は7月以降「Paravi」とサービス統合をしたことも影響し、シェアの拡大がさらに進みました。そして24年は市場全体の成長が停滞するなか、前年比で唯一1.0pt以上伸長したサービスとなりました。
今回調査対象となった13サービス中、前年からシェアを拡大したのは、「U-NEXT」「FOD(FODプレミアム)」「DMM TV」「ABEMAプレミアム」「Prime Video(Amazonプライム・ビデオ)」の5サービスです。
2024年の動画配信(VOD)市場規模・シェアをSVOD/TVOD/EST別に推計。また、「ベース」「楽観」「悲観」の3つのシナリオで、2029年までの市場規模予測も掲載しています。さらに、レポートに使用した推計ロジックを詳細に記述しているため、推計方法の確認もできる年に1回発行のレポートです。
新着記事
-
「大型IPコラボ」「無料プレイ」だけではヒットしない時代に ~データで読む2026年のゲーム市場 〈GAME FUTURE SUMMIT 2026〉
(2026/06/16) -
海外展開の二つの道とこれからの展望 / ハリウッド映画化と、日本が自ら作り届ける挑戦
(2026/06/10) -
政府の役割と実写映画の新たな挑戦
(2026/06/10) -
日本アニメの持つ可能性、『鬼滅の刃』大成功に見るCrunchyroll×ソニー・ピクチャーズの統合戦略と東映アニメーションらの挑戦
(2026/06/10) -
日本IPのハリウッド映画化/フィロソフィア藤村氏とソニー・ピクチャーズが語る日本映画・IPの成功とその要因
(2026/06/10)
新着ランキング
-
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
マンガ リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
映像 リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2026/06/18) -
メディア横断リーチpt 急上昇TOP10【最新週】
(2026/06/18)
アクセスランキング
(過去30日間)
-
劇場公開映画 週末動員ランキングTOP10【最新週】
(2026/06/16) -
音楽アーティスト リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) -
『黒牢城』がバズ度で圧倒、カンヌ映画祭出品ニュースバズと鑑賞意欲への効果
(2026/06/04) -
メディア横断リーチpt 週間TOP10【最新週】
(2026/06/18) - ランキング ジャンル別一覧
-
定額制動画配信サービス 週間リーチptランキングTOP20【最新週】
(2026/06/18) -
日本アニメの持つ可能性、『鬼滅の刃』大成功に見るCrunchyroll×ソニー・ピクチャーズの統合戦略と東映アニメーションらの挑戦
(2026/06/10) -
パルム・ドールは“Fjord”、濱口竜介監督『急に具合が悪くなる』主演の岡本多緒が日本人初の女優賞 ~第79回カンヌ国際映画祭 結果と全体像~
(2026/05/29) -
劇場公開映画 認知率 週間TOP10【最新週】
(2026/06/15) -
2025年の定額制動画配信市場規模は成長が再加速し6,000億円超え、Netflixがシェアをさらに伸ばし7年連続首位
(2026/02/25)