第3回:新たなヒットフランチャイズを生み出すAmazonのファンコミュニティ連携~「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の二次創作をアニメ化
公開日: 2022/09/08
2022年5月、米カリフォルニア州ロサンゼルスでリアルとオンラインのハイブリッド開催を行った“Variety Entertainment Marketing Summit”より、IPの活用、最大化について事例を紹介しながら語ったパネルディスカッション“What’s in a Fan Franchise? Building a Universe for Entertainment”をレポートします。
マイケル・シュナイダー(Michael Schneider)
バラエティ(Variety)誌 TV部門 編集者
パネリスト:
ケイリーン・ウォルターズ(Kayleen Walters)
Minecraft:パートナー兼フランチャイズ開発部門責任者
グレッグ・ロンバルド(Greg Lombardo)
Netflix:エクスペリエンス部門責任者
ジェイミー・キャンペル(Jamie Kampel)
Amazonスタジオ:ライセンス&マーチャンダイジング部門責任者
エレーナ・スルザー(Elana Sulzer)
Spotify:エンターテイメント開発部門責任者
タマヤ・ペタウェイ(Tamaya Petteway)
Endemol Shine North America:ブランド・パートナーシップ兼デジタルSVP
特集第3回は、Amazonがファンコミュニティとどのように接しているかにスポットを当てました。プライム・ビデオで独占配信されているアニメ『ヴォクス・マキナの伝説』は、YouTubeなどで配信されたTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のプレイ動画が基になっており、熱心なファンがアニメ化を推し進めた背景があります。本事例を通じて、Amazonスタジオのジェイミー・キャンペル氏が、ファンコミュニティと関わることの重要性とフランチャイズ化の可能性について語ります。
※本記事で触れられている内容は2022年5月時点の情報です
拡大するフランチャイズ対象コンテンツ
モデレーター
それでは次に、Amazonスタジオについて、お伺いさせてください。Amazonプライム・ビデオで、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの最新作『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』の独占配信が予定されていることが話題となっています。そのほかにも、沢山の人気コンテンツがありますね。
ジェイミー・キャンペル(Amazonスタジオ)
若者たちは、フランチャイズ化するような大規模なIPコンテンツに飢えています。例えば、今回の議題にぴったりな『ヴォクス・マキナの伝説(英題:The Legend of Vox Machina)』というアニメがあります……(以下、会員限定記事にて掲載)
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