劇場版大ヒット『ワンピース』初の首位獲得、『ザ・マスクド・シンガー』ほかAmazonバラエティ好調~配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20(8月第2週)
公開日: 2022/08/19
2022年8月第2週、対象期間:8月6日~8月12日劇場版大ヒット『ワンピース』初の首位獲得
『ザ・マスクド・シンガー』ほかAmazonバラエティ好調
複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年8月第2週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20(調査対象期間:8月6日~8月12日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。
※視聴者数pt:記載の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す
2022年8月第2週
(対象期間:8月6日~8月12日)
順位 | 変動 | 前回 | 作品名(赤字:定額制動画配信サービス オリジナル作品※1)/視聴者数pt | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ↑ | 3 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2位 | ↓ | 1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3位 | ↑ | 4 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
4位 | ↑ | 16 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5位 | ↓ | 2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6位 | ↑ | 23 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7位 | ↑ | 8 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8位 | ↓ | 6 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
9位 | ↑ | 13 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10位 | ↑ | 12 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11位 | → | 11 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
12位 | ↑ | 31 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
13位 | ↓ | 7 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
14位 | ↓ | 5 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
15位 | ↑ | 17 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
16位 | ↑ | 21 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
17位 | ↑ | 34 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
18位 | ↑ | 26 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
19位 | ↓ | 10 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
20位 | ↑ | 22 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品 出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入) 実査日: 2022年8月13日 調査対象期間:2022年8月6日~8月12日 |
劇場版大ヒット『ワンピース』初の首位、『キングダム』2位に後退も視聴者数pt微増
『ワンピース』シリーズが遂に1位にランクイン。2021年1月の調査開始以来、じわじわとランクを上げ続け、今週初の首位獲得となりました。8月6日(土)に公開された劇場版『ONE PIECE FILM RED』が、わずか10日間で興行収入70億円超えの大ヒットを記録している本シリーズ。劇場版に合わせたコラボ企画が充実しており、幅広いファンが関連作品に関心を寄せたと推察されます。TVアニメ版は多くのサービスで配信されていますが、歴代映画14作品がAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信中です。視聴者数ptは前週80ptから今週114ptへ上昇。視聴者の内訳をみると、男女比は約6:4と男性寄り、年代別では10~30代でそれぞれ25ptを超える高い視聴者数ptを獲得しており、若者人気が伺えます。
2位は『キングダム』が入りました。前週からランクを1つ落としたものの、視聴者数ptは前週95ptから今週99ptへ微増しています。男女比は約7:3と男性寄り、年代別では30代、40代で高い視聴者数ptを集めています。続いて3位に入ったのは『SPY×FAMILY』です。前週首位から4位にランクを落としましたが、今週3位に浮上しました。第1クール最終話が6月25日(土)に放送・配信されて以降、1カ月以上たった今でも底堅い人気を保っています。男女比は約4:6と女性寄り、年代別では20代で特に高い視聴者数ptを集めています。
『ドラえもん』『東京リベンジャーズ』急上昇、関連映画がAmazon独占配信開始
Amazonプライム・ビデオで独占/見放題独占配信が始まった映画作品を含む2コンテンツが圏外からTOP20入りを果たしました。まず1つ目が前週23位から6位に急上昇した『ドラえもん』シリーズです。観賞サービスの内訳をみると、約93%がAmazonプライム・ビデオでの視聴と回答。8月12日(金)に同サービスで独占配信が始まった劇場版『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が、視聴者数ptを押し上げたと推察されます。視聴者の内訳をみると、男女比は約4:6で女性寄り、年代別では30代、40代で高い視聴者数ptを獲得しています。
もう1つが、前週31位から12位に浮上した『東京リベンジャーズ』シリーズです。TVアニメ版は複数のサービスで配信されていますが、8月9日(火)に実写映画『東京リベンジャーズ』の見放題独占配信がAmazonプライム・ビデオで始まりました。観賞サービスの内訳をみると、約81%が同サービスでの視聴と回答。また、鑑賞コンテンツの内訳をみると、映画とアニメ比率は前週約2:8から今週約5:5と映画鑑賞者が増加しており、実写映画の配信が上昇をけん引したと思われます。男女比は約4:6で女性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを獲得しています。
配信オリジナルTOP10:Amazonバラエティ好調TOP5のうち4作品を占める
配信オリジナル TOP10※1
(2022年8月第2週 対象期間:8月6日~8月12日)
順位 | コンテンツタイトル | 配信タイトル | 視聴者数pt | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ザ・マスクド・シンガー | Amazonプライム・ビデオ |
|
||||||||||
2位 | ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 | Netflix | |||||||||||
3位 | バチェロレッテ・ジャパン | Amazonプライム・ビデオ | |||||||||||
4位 | バチェラー・ジャパン | Amazonプライム・ビデオ | |||||||||||
5位 | ドキュメンタル※2 | Amazonプライム・ビデオ | |||||||||||
6位 | 梨泰院クラス | Netflix | |||||||||||
7位 | 愛の不時着 | Netflix | |||||||||||
8位 | グレイマン | Netflix | |||||||||||
9位 | ザ・ボーイズ | Amazonプライム・ビデオ | |||||||||||
10位 | ストレンジャー・シングス | Netflix | |||||||||||
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品 ※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』 出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入) 実査日: 2022年8月13日 調査対象期間:2022年8月6日~8月12日 |
配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflix5作品、Amazonプライム・ビデオ5作品となりました。Amazonのバラエティが好調で、TOP5中4作品を占めています。
1位は8月4日(木)にシーズン2の配信が始まったAmazonプライム・ビデオのバラエティ『ザ・マスクド・シンガー』が獲得。視聴者数ptは前週25ptから今週49ptに増加し、全体ランキングでも前週16位から今週4位に浮上しました。男女比は約4:6で女性寄り、年代別では40代から特に高い視聴者数ptを集めています。
2位はNetflixの韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』がランクイン。前週から引き続き2位ですが、視聴者数ptは前週31ptから今週41ptへと上昇しています。男女比は約1:9でかなり女性寄り、年代別では60代で特に高い視聴者数ptを集めています。
続く3位、4位、5位はすべてAmazonプライム・ビデオのバラエティ作品となりました。3作品は視聴者の男女比率が大きく異なり、3位の『バチェロレッテ・ジャパン』は約0:10と女性のみ、4位の『バチェラー・ジャパン』は約4:6と女性寄り、一方、5位の『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』は約10:0と男性のみとなりました。
■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります
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